外国人研修生制度とは、日本の技術・技能の移転を図り、開発途上国の産業に貢献できる人材の育成を目的とした制度で、1990年の法改正により現在のような組合を通じた受け入れをすることができるようになりました。

当組合では外国人研修生受入事業を組合員企業の職場の活性化や国際交流の機会と捉え、財団法人 国際研修協力機構及び徳島県中小企業団体中央会の指導の下、1995年より主に中国から有望な研修生を招いております。

私共は、研修生が組合員企業の指導により、その技術・技能が習得できるようお手伝いさせていただいております。





研修生は日本で生活をし、日本での研修を全うすることが求められますので、 希望者なら誰でもよいというわけにはいきません。

中国の送出機関、日本の受入機関(当組合)、受け入れ企業の3者で 現地面接を行い、適切な人材を選びます。

[現地面接の様子]





来日が決まった研修生はその日から日本語の勉強を始めます。母国での日本語研修に加え、来日直後の集合研修で基本的な日本の文化と日本語を身に付けます。

研修生は希望をもって来日し、持ち前のバイタリティーで日本の生活に溶け込みますので、すぐに日本人とコミュニケーションを取ることができるようになります。

[日本語研修の様子]





文化の違いや言葉の壁から組合員企業と研修生の間でトラブルになることもないわけではありません。

当組合では通訳やトラブル解決のサポートがいつでも行えるよう、中国人スタッフが常勤しており、電話1本で対応させていただいております。





研修期間は最長でも1年間ですが、研修で習得した技術をより実践的かつ実務的に習熟するため、実習生に移行することもできます。

実習生に移行できる職種は限定されており、試験にも合格しなければなりませんが、晴れて実習生になることができれば最長2年間の実習が行えます。

[技能検定試験風景]





研修生は真面目で熱心に作業に取り組みますから、最長でも3年で帰ってしまう研修生を惜しまれる組合員企業も少なくありません。

1度研修生を受け入れた企業は、事情が許す限り、また研修生を受け入れたいと申し出てくださいます。







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